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2015年 06月 02日
この間自宅に嬉しい荷物が届きました。 5月のフィールドオブクラフト倉敷に出展していた司製樽さんに修理をお願いしていた寿司桶が戻ってきたのです。 これは母が嫁いだ際に祖母から買ってもらった物らしく、ばら寿司(岡山の郷土寿司)やいなり寿司を作るのに頻繁に使っていました。しかし”たが”が外れて底板が痛んだりしたためにしまい込んで使う機会が無くなり、ちょうど新しいものに買い換えようかと迷っていた時でした。 戻ってきた寿司桶は私の見慣れた形でしたが新品のような美しさが蘇っていました。必要な所にだけ手が入り、補強してあります。その嬉しさは長年使ってきた思い出がある分、新しい物を手に入れた喜びを超えたものです。 早速、道具としての役割をしっかり果たしてもらおうと使いました。 この機会が、道具は手入れしながら使っていくものだという事を再確認させてくれました。最近では修理してもらえる所が少ないのが残念ですが。 作り手の方と直接話ができるクラフトフェアがそういう役割も担ってくれたらいいのにな、と感じました。 届いた荷物に添えられていた司製樽さんからの温かい励ましの言葉 「いつか同じ作り手同士として会いましょう」 ...涙が出るほど嬉しかったです。 アシスタント K ▲
by pottery1230
| 2015-06-02 12:39
| 暮らすこと
2015年 04月 06日
世の中の絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし
世の中に桜がなかったならどんなに春はのどかだろうか 新年度に入り、家の近くの桜は一気に満開を迎えました。 通勤の道中にも土手や山に咲く桜を眺めては、この歌を思い出します。 今春、私の周りでは環境の変わる人が多く、節目の時期を改めて実感しています。 そんなこともあって少しざわついた気持ちになり、またそんな周りの人たちに励まされ、 私もと奮起していたり。 この春新しい試みをはじめました。 ![]() ▲
by pottery1230
| 2015-04-06 09:17
| 暮らすこと
2015年 03月 17日
3月も後半、いよいよ暖かさが増してくるこの時期に 山際から漂ってくる独特の匂いがある。 毎年の事でことさら何の匂いか調べたことも無かったが、 それは”ヒサカキ”という木に咲く花の匂いですよ、と 園芸店に勤めるアシスタントKさんが教えてくれた。 山に入ってみると、確かにこんな花が咲いている木が たくさんあって、鼻を近づけるとあの独特の匂いを発している。 工房に戻って調べると玉串に使う榊(サカキ)とは 違う種類だが、榊が育たない北の地方では 同じ使われ方をするらしい。 この時期、特に明けと宵の時間帯に強烈な独特の匂いを放つ。 ”香り”と言うには少し抵抗のある 萌える春の”匂い”の話。 ////////////////////////////////////////////////////////////////// 陶芸入門教室ではH27年4月から始まる新規受講生を募集しています。 ・第2火曜日午前の部(9:30~12:00) ・第3火曜日午後の部(13:30~17:00) 詳しい内容についてはこちら ☆ それぞれ若干名の空きがあります。 お申込みお問い合わせはask@t-pottery.comまで ============= 次回 『2色の粘土で豆皿作り』WS 4月4日(土) ハレマチアトリエ(イオンモール岡山 5F) ///////////////////////////////////////////////////////////////// 今年最初の窯から出た作品を以下のお店にお届けしています。 ◇のあるお店にはオンラインショップがありますので よろしければ各HPでご覧下さい。 ※作品の種類、数はそれぞれのお店により異なります。 ▲
by pottery1230
| 2015-03-17 14:29
| 暮らすこと
2015年 03月 13日
三月になりました。旧暦で弥生。
草木がいよいよ生い茂るという所からきているそうです。
いろいろな所から春の気配を感じますが、 私の場合週末の勤務先である花屋で特にそれを強く感じます。 これから盛りを迎えようとする草木のにおいや花の甘い香り、 艶やかで柔らかい若葉など、多くの種類の植物を一同に見て 毎年の事ながら気持ちが高揚します。 春が永遠に続けばいいなぁ、とか瞬間で思いながら 季節の移ろいを愛おしく感じています。 アシスタントK ▲
by pottery1230
| 2015-03-13 09:02
| 暮らすこと
2015年 03月 09日
明日から始まる東日本大震災復興支援チャリティーオークション 「倉敷からの風2015」に参加します。 この展覧会はオークション形式の企画展で その売り上げを復興支援の活動へ役立てていただくものです。 クラフト&ギャラリー幹にて 会期は明日10日(火)から15日(日)まで 15日は終日在廊を予定しています。 詳細につきましては主催者HPをご確認ください <「倉敷からの風」HP より> 今回は55人の作家さん達が参加して下さいます。 私達は、この場がチャリティーを通じて作家とお客様、 あるいは作家同士の交流、情報交換の場になってくれればと期待しています。 ぜひ皆様、この場を有意義に使っていただければと思います。 (そしてお気に入りの作品があれば1票を!) よろしくお願いいたします! ▲
by pottery1230
| 2015-03-09 18:47
| 暮らすこと
2015年 02月 08日
ここ最近、モノについてよく考えるようになりました。 私はあまり物を多く持っている方ではないと思っています。それは自分の懐事情との関係もあってですが。 それでも今までは自分の趣味に合う物に出会うと、必要としていたわけではないのに直ぐに欲しくなって手に入れていました。クレジットカードで買うことも多々ありました。 そうして当たり前に物は増えていきました。 そうなると一つ一つの物の扱いが少し雑になり、愛着は薄くなっていきました。 洋服は一着の登場回数が減り、器などもオブジェの様に飾られる事が多くなり、雑貨は部屋にただ置いてありました。 考えるきっかけは何だったのでしょうか。 骨董を大切に受け継いでいる方の書いた本を読んだりしたことかもしれないし、破れた服を補修しながら着ている知り合い、捨てる物はほとんどないと言われた物作りをされている方、その人らしさが色濃く表れた工房にお邪魔した事、割れた器を漆で継ぐ金継に興味を持ったことも大きいかもしれません。そういった事にアンテナが向くようになっていったのです。 そんな事を思い始めてから、いいなと思うような物に出会うと本当に欲しいのか、必要なのか、永く付き合えるか考えるようになり、自分を試されているような気持ちになりました。 また、今ある物を大切にするようになりました。 修復出来るものは修復して使うようになったし、本当に欲しい物が随分少なくなりました。 きっと考える事なく、こういう生活を送っている人は沢山いるのでしょうね。 使い捨ての物が増えて、物に溢れた時代に生まれ育った私は、物の価値や豊かさをようやく知ったような気がします。 アシスタントK
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by pottery1230
| 2015-02-08 17:30
| 暮らすこと
2014年 12月 25日
今年も残す所あと僅か。 12月最後の週は3日間工房の大掃除をして終わりました。 振り返れば今年は出会いの多い一年でした。 主に焼き物を通して出会った人たちですが、その出会いがまた次の出会いを運んでくれたりもして 結果沢山の方と話を交わすことで刺激を与えてもらいましたし、勉強になる事も多かったです。 以前に勤めていた時は同じような一日の繰り返しもそれはそれで楽しかったのですが、 この時期に過ぎゆく一年を振り返るといつもどこか物足りなさと虚しさを感じていました。 焼き物に出会ってからの今現在は日々模索しながらも充実しています。 そんな一年を送る事が出来、良き年だったと思います。 沢山の方に「頑張ってね」とお言葉を頂きました。 ありがとうございます。 スローペースながら2015年も一生懸命頑張ります。 来る年が皆様にとって良き一年になりますように。 アシスタントK ▲
by pottery1230
| 2014-12-25 17:50
| 暮らすこと
2014年 12月 22日
完成し、オープンハウスを行うというので昨日見学に行ってきました。 現地は鞆の浦がほど近い広島県福山市の住宅地で、 朝から沢山の方々でにぎわっていました。 表札は実際にはまだ設置されておらず、ここに付きます という場所を確認しました。 納品後どのような方法で設置されるのか 見たことが無かったのでかえっていい勉強になりました。 今年は建築家の方からの提案でこの様な住宅関連の品も、 いくつか作らせていただきました。 考えてみれば瓦やタイルなど古くから陶器は住宅の素材として 多く用いられています。 来年もこの様に他分野との交流と通じ焼き物の可能性を 探っていければと思っています。 また、時を同じくし倉敷で「家×クラフト」という企画展が 倉敷意匠/アチブランチで始まっています。 これはクラフト作家の感性で家の道具を作り楽しく暮らす事を 提案するという作家側が企画した展示会です。 ちょうどタイミングが良くオープンハウスの後立ち寄りましたが、 知り合いの作り手さんも多く参加しており、 見応えのある企画展となっていました。 こちらは来年の22日までと長い期間開催されていますので 年末年始で倉敷美観地区にお越しの際は 観光コースの一つに加えてみてはいかがでしょうか。 【倉敷意匠/アチブランチ「家×クラフト」展】 2014.12.20-2015.1.22 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ▲
by pottery1230
| 2014-12-22 09:52
| 暮らすこと
2014年 10月 19日
ギブスが外れるまでの約5週間心身ともにつらい思いを味わいました。 日頃の運動不足を痛感していながらその後何も出来ていなかったのですが、 一周年を機に一念発起し仕事を終えた後にウオーキングをすることにしました。 ブログで公開し、すぐ止めてしまうと恥ずかしいので少し様子を見ていましたが、 何とか続けられそうな気がしてきたので公開に踏み切りました(笑) 始める前はただ歩くだけのウオーキングなんて退屈極まりないものだと思っていましたが、 道中いろんな発見もあり意外と楽しいものだと言う事が分かってきました。 私が住んでいるT市のY地区は広大な入浜式塩田跡が広がるのどかな田園。 塩田としての役目は昭和40年代始めには既に終わってしまっていますが歩いていると 下の写真の様に当時の遺構が残っている箇所がいくつもあります。 またこの時期の夕暮れは独特の透明感のある空気、どこからともなく漂ってくる 夕飯の支度の香り、秋草を燃やす野焼きの匂い... 子供の頃野山を駆けて遊んだ秋の記憶が懐かしく蘇り、ひとたび歩き出すと予定の時間は あっという間に過ぎていくようです。 少し気が早いですが脚が慣れてきたらランニングに移行し、市民マラソンみたいなものにも 出てみたいなあ、と密かに思っています。 とりあえず、その ”はじめの一歩” の話でした。 → ブログランキング ▲
by pottery1230
| 2014-10-19 18:16
| 暮らすこと
2014年 09月 17日
工房に向かうまでの長い距離を運転していると様々な景色を横目に見ながら季節の移ろいを感じます。 赤く熟した無花果の産地を抜ける辺りで、ふと昔を思い出しました。 いつも従姉妹と遊んでいた日。 無花果の樹にいるカミキリムシを捕まえていた日。 葉をちぎって虫の口に近づけて切らせていた夏の終わりの日。 あの無花果の匂いやカミキリムシの鳴声、 何故か無性に懐かしくなったのは、窓から吹き込むひんやりした風のせいかもしれません。 アシスタントK
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by pottery1230
| 2014-09-17 18:30
| 暮らすこと
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